実測面積での取引が“安心”をつくる理由
土地の売買を進めるうえで、「実測図ありますか?」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
実はこの“実測”による取引、ちょっとした手間に見えて、あとあと大きな安心につながるポイントなんです。
今回は、土地家屋調査士が行う実測に基づいて売買することで、どんなリスクを避けられるのか、どんなメリットがあるのかをわかりやすくご紹介します。
✅ よくあるリスク、それ実測で防げます。
●「話が違う」トラブルの回避
取引後に「土地が思ったより狭かった」「境界の場所が曖昧だった」と判明して、トラブルになるケースは少なくありません。
実測を行えば、実際の面積や境界線を事前に正確に把握できるため、こうした行き違いを防げます。
● 境界問題の“火種”を消せる
特に空き地や相続した土地では、「境界がどこかよくわからない」ということも。
実測の際に隣地の所有者と立ち会ってもらい、境界を確認することで、将来の揉めごとの芽をあらかじめ摘んでおくことができます。
💡 実測にはこんなメリットもあります
▸ 売主側:信頼アップ&適正価格の売却
実測面積が登記より広ければ、販売価格の見直しにつながることもあります。
また、測量図や境界確認書がそろっていれば、買主に対して「ちゃんとした土地ですよ」と信頼を持ってもらいやすくなります。
▸ 買主側:安心して購入・安心して建築
買った土地に家を建てるとなると、数十年にわたる生活のベースになります。
境界や面積が正確に分かっていれば、建築計画もスムーズに進められ、近隣との関係も良好に保ちやすくなります。
最後に
土地の売買は、金額が大きいからこそ“なんとなく”では進めたくないもの。
土地家屋調査士による実測面積での取引は、手間をかけてでも選ぶ価値のあるステップです。
信頼できる取引のために、ぜひご検討ください。
札幌市およびその近郊(石狩市・江別市・北広島市・恵庭市・千歳市はもちろん、広範囲にて対応しております)の不動産の売却や相続において測量が必要となった場合、必要な表示に関する登記や測量から売却までを一括でご対応することでコストダウンをご提案できる、葛西了土地家屋調査士事務所にぜひご相談ください。